SIMロックフリー iPhone6 にVodafoneアイルランド RedRoamingのSIMを挿して英国旅行

英国に行くにあたり、アイルランドVodafoneの Red Roaming (以下、VRR) SIMを入手してiPhoneで利用した。

Vodafone Red Roaming の魅力

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VRR SIMは、一日あたり200MBを上限として、イギリス国内では1.99ユーロ、ほかの主要国では {2.99, 3.99} ユーロで利用できるようになるというもので、海外WiFiをレンタルするよりもずいぶん低価格でスマートフォン通信環境を利用できるようになる。

このSIM自体は日本から入手することができる(できた;ebay経由)ため 、現地での貴重な時間をSIM入手に費やす必要もなくなる。前回ローマ旅行の際にこのSIMのことを知っていれば余計な時間を費消せずに済んだのに、と思う。

スマートフォンの設定方法や、SIMへのチャージ方法を予習する手間を惜しまなければ、欧州をはじめとする北半球を旅行するに際して通信手段を確保するに、現在においてベストソリューションでありましょう。

入手方法

ebayで購入します。

SIM自体はマイクロSIM、ナノSIMとバリエーションがあるので、自分のスマートフォンに合ったサイズを購入するよう注意されたし。

料金について

上限を200MBとする通信に一日あたり {1.99, 2.99, 3.99} ユーロという料金が設定されてます。でもこの「一日あたり」というのはどういうことか。24時間あたりなのか、それとも完全に日付け割り (24時を越えれば次の日あつかい) なのか。

旅から帰宅して使用後の残額から逆算する限り、これは前者のようだ。つまり接続から24時間が経過した時点で一日経過と見なされるようだ。たとえば1日目の夕方に現地に到着して3日目の午前に離陸するような旅行の場合、料金は2日分ということになる。

トランジットが発生する場合はどうなるか。たとえば一日のはじめに英国 (1.99ユーロ/日) で接続を開始してその日にヘルシンキに移動するような場合だが、今回ヘルシンキで再課金はされなかった。つまりこの日の課金額は1.99ユーロのみ。これはありがたい。

設定について

iPhone6 (iOS9.1) における設定は次の画像の通り。少なくともiOS9.1の場合はとくにAPN設定をせずとも接続できます。

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接続に成功すれば次のようなSMSが飛んでくるはずです。

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IIJmio利用者限定の設定: 接続前

IIJmio利用者は専用の構成プロファイルを設定してるかと思いますが、これを削除する必要がある。

VRR SIMカードに入れ替えた後、設定→一般→プロファイル→IIJmio高速モバイル/D から 「プロファイルを削除」を実施。

IIJmio利用者限定の設定: 帰国後

削除した構成プロファイルをまた再インストールしないとIIJmioに繋がりません。でも心配する無かれ。IIJmio利用者であれば「みおぽん」アプリ () を持っていると思いますが、これを利用すればオフライン状態であっても構成プロファイルを再インストールできます。

IIJmio SIMカードに入れ替えた後、みおぽん→ヘルプ→構成プロファイルのインストール でOK。航空機が着陸したあとに機内モードを解除すれば、ドコモの電波が繋がるはず。

参考サイト

その他

上のキーボードをはじめて機内に持ち込んで、iPadとともに使用した。iPadの立て方を工夫すればエコノミークラスの狭いテーブルの上を作業台にすることができ文句なしの満足感。軽いは正義!